歯周病治療

歯周病ってどんな病気?

歯周病は、30歳以上の方の70~80%が羅患していると言われる口腔内感染症で、ウ蝕(虫歯)と並び2大口腔疾患1つです。 
痛みなど自覚症状がないままに病態だけが進行し、噛むときに力が入らないとか、腫れて痛いとか、痛くはないが歯がグラグラするなどの症状が出てきた場合には、すでに手遅れになってしまっていることがほとんどで、早期のうちに歯が抜けてしまったり、噛めなくなってしまします。 
また、全身的に見ても、心筋梗塞や、脳梗塞、血栓症、糖尿病などの発症率が、歯周病菌羅漢患者と、未羅患者とでは2~5倍も違うことが判っており、医学部・歯学部研究チームの報告によると歯周病が原因で上記の虚血性血管障害などが引き起こされるという考え方が一般的になってきております。 
つまり、口腔内局所にしても、全身的なことにして、そのような症状の無いうちから予防しておくことが非常に大事になってきます!! 
健康に長生きするためにも、皆さんも早いうちから歯周病予防をしてみませんか?

臼歯の歯石除去

臼歯の歯石除去

前歯の歯石除去

前歯の歯石除去

歯周病治療の進め方

歯周病治療の進め方を簡単に説明しますが、重要な事は患者様ご自身でやっていただく毎日のブラッシングと定期的に歯茎も検査とお掃除です! 
治療には全力を尽くしますので、日々のブラッシングを頑張っていただき、定期検診にお越しいただくことで患者様の歯が健康に保たれる事を願っています。
一般歯科は、虫歯治療・歯周病治療・知覚過敏などの治療を行います。
また、差し歯や入れ歯などの歯とお口に関する治療は一般歯科と言います。 

軽度の方(歯肉炎)

  • ブラッシング
  • 定期的なスケーリング(3ヶ月に1回程度)だけで対処できることがほとんどです。
     (超音波器具による歯茎の周りのお掃除)

中等度の方(歯肉炎が進行し、骨がとけ始めてきている状態)

  • ブラッシングと歯根周囲の手用器具によるお掃除が必要です。
     (※歯周ポケットの深い部分にまで歯石の沈着が認められる場合には、麻酔下みて行なうこともあります)
  • 定期的なスケーリング(3ヶ月に1回程度)が必要です。

重度の方(歯肉炎が進行し、骨がかなりとけてきている状態)

  • ブラッシングと歯根周囲の手用器具によるお掃除が必要です。
     (※歯周ポケットの深い部分にまで歯石の沈着が認められる場合には、麻酔下みて行なうこともあります)
  • 定期的なスケーリング(3ヶ月に1回程度)が必要です。
  • 他に悪影響のある歯は抜歯したり、歯肉をめくってお掃除。
     (※患者様ごとに治療は異なります)

歯周病治療の進め方